片付けたいと思っているのに、なかなか進まない。
せっかく頑張って片付けても、気づけばまた元に戻っている。
そんなとき、
「どうして私は片付けられないんだろう」
「もっとちゃんとしなくちゃ」
と、自分を責めてしまうことはありませんか?
でも、片付けが進まないのは、意志が弱いからでも、性格のせいでもないのかもしれません。
モノを手放せない理由や、片付けを後回しにしてしまう理由は、人によって違います。
「もったいない」
「ちゃんとやらなきゃ」
「思い出だから手放せない」
「気づくとモノが増えている」
そんな、自分でも気づいていない「心のクセ」が、片付けを難しくしていることもあります。
まずは9つの質問から、自分の片付けタイプを見つけてみませんか?
自分の傾向がわかると、
「だから私は、ここで片付けが止まりやすかったんだ」
と、少し気持ちが楽になるかもしれません。
🌿 9つの質問でわかる「片付けタイプ診断」
直感で「これかな」と思うものを、ひとつずつ選んでみてください。
片付けタイプ診断
当てはまるものを、直感でひとつずつ選んでください。
9つの質問から、あなたの「片付けの心のクセ」を見つけます。
診断結果はいかがでしたか?
片付けの傾向は、大きく4つに分けています。
もちろん、人はきれいにひとつのタイプだけに当てはまるわけではありません。
「もったいない気持ちも強いけれど、完璧にやろうとして動けなくなることもある」
そんなふうに、いくつかの傾向をあわせ持っている方もたくさんいます。
大切なのは、自分をタイプに当てはめることではなく、
「私は、どんなところで片付けが止まりやすいんだろう?」
と、自分のクセを知ること。
ここから、それぞれの特徴と、自分に合った整え方を見ていきましょう。
もったいないタイプ
モノを大切にできる、やさしい人。
「まだ使える」
「誰かが使えるかもしれない」
そう考えると、なかなか手放せません。
簡単に捨てられないのは、モノの価値をきちんと感じているからこそ。
でも、使わずにしまい続けることだけが、モノを大切にすることではありません。
こんなところで片付けが止まりやすい
「まだ使えるのに手放すなんてもったいない」
「誰かにあげたほうがいいかも」
そんな罪悪感が、判断を難しくしていることがあります。
あなたに合った整え方
- 「モノの価値」だけではなく、「今の空間の価値」も考えてみる
- 長い間使っていないモノは「役目を終えた」と考えてみる
- まずは1日1つ、「今までありがとう」と手放してみる
- 捨てることに抵抗がある場合は、譲る・寄付するなど循環させる方法も考える
無理にたくさん手放さなくても大丈夫です。
今の自分が大切にしたいモノを選ぶこと。
そこから始めてみましょう。
完璧主義タイプ
きちんとしたい。
どうせやるなら、ちゃんとやりたい。
そんな誠実さを持っている人です。
でも、その「ちゃんと」が、片付けを始めるハードルになってしまうことがあります。
こんなところで片付けが止まりやすい
「やるなら全部きれいにしたい」
「まとまった時間がないから今日はできない」
理想が高いからこそ、最初の一歩が重たくなってしまいます。
あなたに合った整え方
- 「今日は5分だけ」と時間を決める
- 引き出し1段、財布の中だけなど、小さな範囲にする
- 「完璧」より「終わった」を大切にする
- 60点でも「今日はここまでできた」と自分にOKを出す
片付けは、一度ですべて完成させなくても大丈夫。
少しずつ整っていけば、それで十分です。
思い出を大切にするタイプ
写真、子どもの作品、昔の洋服、いただきもの。
モノを見ると、そのときの出来事や人の顔まで思い出す。
そんな、思い出や人とのつながりを大切にできる人です。
こんなところで片付けが止まりやすい
「これを手放したら、思い出までなくなってしまいそう」
そんな気持ちが、モノを手放しにくくしていることがあります。
でも、思い出はモノそのものだけに残っているわけではありません。
自分の中にも、ちゃんと残っています。
あなたに合った整え方
- 手放す前に写真を撮って残す
- 思い出専用のボックスをひとつ作る
- 全部ではなく「これだけは残したい」という代表選手を選ぶ
- 「今までありがとう」と気持ちを言葉にしてから手放す
思い出の品は、無理に捨てなくても大丈夫。
大切なモノを、大切にできる量にする。
そんな考え方でもいいのです。
つい増えてしまうタイプ
「これ、便利そう」
「これがあったら暮らしが変わりそう」
「今日は頑張ったから」
そんな気持ちから、つい新しいモノを迎えてしまうタイプです。
感覚が豊かで、ワクワクを大切にできる人でもあります。
こんなところで片付けが止まりやすい
気分転換やストレス解消が、買い物につながることがあります。
片付けても、家に入ってくるモノのほうが多ければ、なかなか減っていきません。
あなたに合った整え方
- 「欲しい」と思っても、すぐに買わず24時間待ってみる
- 「本当に必要?」「似たモノを持っていない?」と考える
- 散歩、お茶、読書など、買い物以外の気分転換を用意する
- 新しいモノを迎えるときは、今あるモノも一度見直してみる
「買わないように我慢する」のではなく、
自分が本当に好きなモノを選んで迎える。
そんな買い方に少しずつ変えていきましょう。
いくつか当てはまったら「ミックスタイプ」
診断してみると、2つのタイプが同じくらい当てはまる方もいます。
それも、とても自然なこと。
人の気持ちは、ひとつのタイプだけできれいに分けられるものではありません。
「もったいない」+「完璧主義」
やさしい完璧主義さん
モノにも、自分にも誠実。
「もったいない」という気持ちと、「ちゃんと片付けたい」という気持ちの間で揺れやすいタイプです。
整える鍵は「小さく終わらせること」。
引き出し1段だけ。
5分だけ。
完璧じゃなくても、動けた自分を認めてあげましょう。
「もったいない」+「思い出を大切にする」
思い出を大切にするやさしい人
モノも、そこに込められた思い出や人の気持ちも大切にするタイプです。
整える鍵は「大切なモノを選んで残すこと」。
全部を残さなくても大丈夫。
思い出ボックスなど、残す場所をひとつ決めてみましょう。
「もったいない」+「つい増えてしまう」
モノ大切わくわくさん
今あるモノは手放しにくい。
でも、新しいモノにも惹かれる。
そのため、気づくとモノが増えていることがあります。
整える鍵は「入れる前に見直すこと」。
新しいモノを迎える前に、今あるモノをひとつ見直す習慣をつけてみましょう。
「完璧主義」+「思い出を大切にする」
思い出大切きちんとさん
思い出は残したい。
でも、すっきりきれいにも整えたい。
そんな2つの気持ちの間で迷いやすいタイプです。
整える鍵は「代表選手を選ぶこと」。
量を減らすことだけを考えず、
「これは残したい」
と思えるモノを選んでみましょう。
「完璧主義」+「つい増えてしまう」
理想高め行動派さん
理想の暮らしはしっかり持っている。
でも、気分や勢いでモノを迎えることもあります。
そのギャップから、
「こんなはずじゃなかった」
と感じやすいタイプです。
整える鍵は「判断基準をシンプルにすること」。
「使う・使わない」
「今の私に必要・必要ではない」
まずは、ひとつの基準で考えてみましょう。
「思い出を大切にする」+「つい増えてしまう」
感性豊かな思い出コレクターさん
楽しい気持ちや思い出を大切にできる、感性豊かなタイプです。
「これも思い出になるかも」
と、モノを迎えやすい傾向があります。
整える鍵は「これからの暮らし」を考えること。
新しいモノを迎える前に、
「これからの私の暮らしにも残したい?」
と、一度だけ自分に聞いてみましょう。
ちなみに私は、「もったいない+完璧主義」タイプです
今でも、
「まだ使える」
「ちゃんとやらなきゃ」
という気持ちが出てくることがあります。
片付けが思うように進まず、落ち込むことだってあります。
でも、自分のクセがわかるようになってからは、ずいぶん楽になりました。
私は手放すことが少し苦手。
だから、
「買う前に、本当に必要か考える」
ことを意識しています。
そして、片付けは一気にやろうとせず、
毎日ほんの少し。
それくらいが、私にはちょうどいいとわかりました。

片付けは、自分を知る時間
片付けというと、
「捨てる」
「収納する」
「きれいにする」
ということに目が向きがちです。
でも私は、それだけではないと思っています。
なぜ、このモノを手放せないんだろう。
なぜ、つい買ってしまうんだろう。
なぜ、「ちゃんとしなくちゃ」と思ってしまうんだろう。
そんな自分の気持ちに気づくことも、片付けのひとつです。
自分の傾向がわかれば、自分に合わない方法で頑張り続けなくてもよくなります。
できない自分を責めるのではなく、
「私には、どんな整え方が合うんだろう?」
と考えてみる。
片付けは、自分を知り、これからの暮らしを整えていくための、やさしい時間なのかもしれません。
今日できる小さなことから、少しずつ始めてみてくださいね。

