ビフォー・アフター編

ライフオーガナイザー・片づけ

こちらでは、お客様の片づけで許可を頂いた写真を載せています。


この時の依頼内容は、お母さまの寝室の押入れと、普段よく使っているカラーボックス内の整理でした。
6月末のご依頼でした。

  • 物は処分したり、捨てたくない。
  • 今着る服がすぐに取り出せるようにしたい。今は、夏なので半そでを出して欲しい。
  • デイサービスの方が、お風呂の介助に来て、着替えも出してくれるので、それらの服を分かりやすくしたい。
  • 他の部屋にもお洋服は置いてあるが、今回は、お母さまの寝室を使いやすいようにしたい。

お困りの内容・現状は

  • とにかく物が多くて困っている。
  • 物は見えている方が分かりやすいので、なんでも出したままになっている。
  • 洋服や着物など、300着以上ある。
  • 今着る服がどこにあるか分からない。

お母さまがあまり置き場所を変えると、分からなくなってしまうという事なので、出来る限り現状の置き場所で、分かりやすく、片づけやすい方法を考えました。

ボックスやケースはあまり使いたくないとの事でしたので、基本的には、今使っているもので、片づけをしました。

お母さまの気持ちを一番に考えて、依頼主(娘さん)と担当の私の三人で、作業をしました。

今後、欲しい服を探す際に、依頼主(娘さん)が把握している事で、洋服を探す時の負担が軽くなると思われます。

衣装ケースの中に、何が入っているかが分からなかったので、一度全て出して、お客様と一緒に一つ一つ確認をしながら、分ける作業をしました。
その際、お父さまの寝室の通り道に積まれていた、形の違うケース3個も、こちらの押し入れに、分けて入れることができました。
それによって、お父さまが寝室から移動されるとき、衣装ケースにぶつかることもなくなり、安全な空間を作ることにもなりました。

衣装ケースに入れる洋服の分け方も相談しながら、整理しました。
押し入れ下段の右側がお母さまが取り出しやすいとの事でしたので、衣装ケースの中に夏の普段着、カゴの中には、夏のパジャマを入れました。

押し入れ上段の左側は、普段は使う事のない布団類はそのままで、上に追加で軽いふとんを置いています。
右側は、お着物関係の衣装ケースが二つと冬の靴下の紙袋を置いています。
衣装ケースの分け方が決まった事により、今後、服の整理がしやすくなったと思います。

お母さまのご要望であった、『今着る服がすぐに取り出せるようにしたい。今は、夏なので半そでを出して欲しい。』を、こちらのカラーボックスに入れるようにしました。

普段はカラーボックスのカーテンがかかっているので、この中は、ご希望のざっくりと見える収納にしています。

黒の紙袋の中の靴下類も全て出して、お母さまと一緒に整理する事で、カラーボックスの3段目に入れる事ができました。

これにより、お母さまもご自分での服選びも楽になり、デイサービスの方による、お着替えの服の準備がスムーズに分かりやすくなったと思われます。

後日、お母さまからは、「普段の服がカラーボックスに入っているので、分かりやすくなって嬉しい。私の思っている順番に置いてもらえたので良かった。娘が洋服の場所を覚えてくれているので、安心です。本当に助かりました。」との感想を頂きました。

今回のお時間は
初回訪問ヒアリング3時間
作業訪問 4時間
となりました。
お母さまの洋服や着物のリメイクが素晴らしく、いつまでも針仕事をしたいとおっしゃっていたのが、とても印象的です。

ありがとうございました。

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